事業でも、力づくでやっておると、
いずれ競争になって困難になる。
事業が人間性から滲(にじ)み出た、
徳の力の現れであれば、これを徳業という。
事業家は進んで徳業家にならないといけない。
また、その人の徳が、古(いにしえ)に学び、歴史に通じ、
いわゆる道に則(のっと)っておれば、
これを道業という。
東洋人は事業だけでは満足しない。
徳業にならないと満足しない。
現代の悩みは、事業が徳業にならないで、
利業・機業になってゆくことだ。
安岡正篤
本当身にしみるお言葉です。
徳業を目指していきます。
北田 裕輝
姫路城も工事が進んでいます。